認証について
COFUCUの製品の多くはオーガニックコットンを使用していますが、オーガニックコットンと言われるものには実は様々なものが市場に出回っているということをご存知でしょうか?
大まかに見ていくと、
・ 原料の原綿がオーガニック認証を受けているということでオーガニックコットンと表示しているもの
・原料から製品までそれぞれオーガニック認証を受けているもの
・第三者の認証はなく、栽培や加工の方法からオーガニックと称するにふさわしいと自称しているもの
こういったものを一見して見分けることはなかなか難しいのが現状です。
「オーガニックコットン」と説明されている場合は、先に示したどちらに当てはまるものなのかを意識して売り場で商品説明を聞いてみたり、下げ札やWEBに記載されている説明書をご参考にされることをおすすめいたします。
さて、ここで疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
認証とは、そもそもどういったものなのでしょうか?
「GOTS認証について」
COFUCUの工場は「GOTS認証」と言われる認証を取得しています。
The Global Organic Textile Standard(GOTS)は、オーガニック繊維について、生産から製造・販売まで、すべての工程の取り扱いについて原料から環境的・社会的に配慮した方法で製品を作るための世界基準です。
【原料】70%以上がオーガニック
【一貫した認証】原料から最終製品まで、全ての工程をカバー
【トレーサビリティ】製品の追跡可能性が確保されている
【有機製品精度】オーガニック以外の製品との混同、汚染されない
【残留物】最終製品に残留物がないかチェック
【環境配慮】水・エネルギーの使用や廃棄物に関しての環境目標を設置
【薬剤使用制限】排水処理方法や生分解性の基準に基づき、毒性の強い薬剤を使用しない
【GM禁止】原料や助剤等に遺伝子組み換え技術は使わない
【動物実験禁止】生体実験をしない
【雇用倫理】強制労働・児童労働の禁止
【差別禁止】差別禁止が実践されている
などの要求事項があり、第三者による審査・認証を受けることが求められ、COFUCUは上記のの基準をクリアしたものづくりを行っています。
「JOCAについて」
認証について調べると「JOCA」という言葉も多く目にされるかと思います。
JOCAとは日本オーガニック・コットン協会の略で、GOTSの発起メンバーの4団体の一つです。
現在ではGOTSAC(アドバイザリーカウンシル)として基準策定に参画しています。
生活に密着したオーガニックコットン製品の原綿の栽培から紡績、製織編、加工、流通とその全ての 工程の中で、人と環境を守るために最善の努力をはらい、オーガニック・ コットン製品の普及を通じてよりきれいな地球を子どもたちに残していくことを目的とした活動を行っています。